27年度 現任研修~報告~
熊本県地域型保育現任研修~3日目最終日
・・内容・・
○子どもの健康管理
堤氏(看護学校教諭)
~人間とは「生きている人間」~
○子どもの栄養
平松知子氏(けやきの木保育園 園長)
食べることは生きる権利
○保護者対応
上村康子氏(大学講師)
保護者理解と対応
~保育者に求められる専門性~
1月からの現任研修最終日、保育室全職員で参加でした。
先人たちの経験や知恵、知識、また、現代を取り巻く社会の実情や起こり始めた福祉・保育の崩壊などのお話を聞かせて頂く事が出来ました。
保育は福祉であり、カウンター越しでやり取りをするサービスではないということ、保護者と保育者が共に子どもの育ちを支えるパートナーであると言うことを改めて再認識する場となりました。
食べることは生きる権利。
目の前にあるものを食べなくてはいけない子どもたち、だからこそ、口に入るものは安全安心なものを出していく努力を今後も続けていきたいです。
研修に参加し内容について議論する事は、保育士間の意思の疎通や保育への共通意識、さらに、保育室全体の質の向上へ繋がります。
表面上では分かりにくくなってきた現代社会の中で、子どもたちや保護者の方々の背景にあるもの、また、それらを囲む社会を包める存在であること。
科学的に発達を学んできた保育のプロであると言うことを私達保育士は忘れてはいけないのだと思います。
保育は、福祉。
子どもの発達権と親の労働権。
私達保育士に出来ることは何なのかもう一度考え、今後に生かしていけるよう励んでいきます。
おひさま保育室
関連記事