平成27年度 熊本県家庭的保育者等現任研修 ~二日目~
先週2月7日(日)に、熊本県家庭的保育者等現任研修の二日目がありました。
●「子どもの発達と心」
辻 直美氏(国際救命救急災害レスキューナース・スリングライフアドバイザー)
●「子どもの安全と環境」
岩永 留美氏(BLSくまもと)
ベビーは小さな人である。人として接し、自分がされて嫌なことはしない。
抱っこのやり方一つで、子どもたちの体は反ったり、血の巡りも悪く便秘にも繋がります。
普段何気なくしている子どもたちとの関わりや方抱っこの仕方は子どもたちがどのように感じているのか。
子どもたちと同じ目線で、子どもたちと同じ姿勢で、実際に自身の体で体験することでより実感することが出来ました。
また、保育室で起きた事故の事例の紹介と共に、病気や怪我の対応についての話もありました。
子どもたちを預かると言うことは、命も預かると言うこと。
応急手当とは、悪化を防ぎ・回復を早める。
「医療専門者ではないので完璧は無理でも、完璧を目指す姿勢であり続けて欲しい」
岩永氏の子どもの安全に対し、質が高いとは・・・
“予防に努め、なおかつ病気や怪我が発生した際に判断・行動できる人が揃っていること”
今回も、全職員で参加させて頂きました。
研修で感じたことや学んだことを、"分かったつもり"で終わらせてしまわない様に、改めて共通認識として刻み今後の保育で実践し活かしていきたいと思います。
地域型保育の質の向上や地位向上のためにも、講師の先生方がおっしゃった様に、“どの保育室が1番目”“自分達さえ出来ていればいい”ではなく、大津町地域型保育連絡会・大津町の保育室同士で、さらに、熊本県保育連絡協議会全体で、繋がりを深く大切に情報の共有や質の向上に繋げていければと思います。
おひさま保育室
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